天然ガスについて

天然ガスとは?

釧路ガスの都市ガスの主な原料は天然ガスです。天然ガスは、石炭や石油のように化石エネルギーのひとつで、一億年以上前の動物や植物の死がいが長い年月をかけて分解してできた、無色透明の気体(ガス)です。
天然ガスはCO₂の排出が他の化石燃料と比較して少なく、供給安定性に優れるエネルギーです。

天然ガスのクリーン性を表したグラフ

天然ガスはクリーンな化石エネルギー

天然ガスはメタンを主成分とする無色透明のガスです。
化石エネルギーは燃焼する時にCO₂(二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)を発生します。
石炭や石油に比べるとCO₂の発生が少ないため、低炭素社会の実現に効果的です。また、大気汚染、酸性雨の原因となるNOxの発生は少なく、SOxにいたっては発生しません。また、一酸化炭素も含まないので人と環境にやさしいエネルギーといえます。

天然ガスは安定しています

天然ガスは埋蔵量が豊富で、産出国が世界に広がっています。
日本で使われている天然ガスは東南アジアやオセアニアなど複数の地域から輸入されていて、9割を中東に依存している石油に比べ、供給面・価格面ともに安定しています。
また、近年はシェールガスなど新たな天然ガス資源の採掘が可能となっており、今後、天然ガスの供給面・価格面での安定性と柔軟性がより高まると期待されています。

天然ガスがお客さまのもとへ届くまで

液化天然ガス(LNG)を受入基地にて気化し、各工程を経て導管によりお客さまのもとへ届けられます。

天然ガスを届ける各工程

釧路ガスが供給する都市ガスをもっとくわしく

都市ガスの様々な数値